Macbook Proのバッテリーを自分で交換!

やや年代物のMacBook Pro(Retina,15-inch,Mid 2014)のバッテリーを交換しました。

バッテリー交換の時

調子のおかしいmacbook pro 15-inchの写真

最近、どうもMacBook Proの調子がおかしい、と思ったら電源のLEDがオレンジのままではないか。システムレポートを調べてみると「バッテリーの交換修理」の表示になっている!「ああ、修理に出したらまたウン万円と取られるのかな」と思っていたら、なんとamazon等にバッテリーが販売されていて自分で出来る作業らしい!

この記事を参考にさせていただきました。

うへー自分で分解して壊してしまったらどうしよう?でも安価なのは魅力だな。早速amazonでバッテリーを購入しました。

macbook pro 15inch用のバッテリーの写真。ドライバー付き
古い型のMacだがちゃんと売っていた。専用ドライバーもついている。
Bitly

分解

古くなったバッテリーが膨張

MacBookのバッテリーは経年すると膨張してタッチパッドが押せなくなったりボディが変形するそうです。タッチパッドは使わない派なので気付きませんでしたが外出時ににフタが閉まらなかったことがあったかも。

フタの閉まらないmacbook pro 15-inchの写真
フタが閉まらない…。
底に傷がついたmacbook proの写真
裏側も膨張のせいか、水平さがなくなって中央に集中して傷がついている。

古くなったバッテリーを交換して、物理的不具合も解消しなくては。専用ドライバーを使って裏蓋を開けてみた。

ホコリだらけのMacBook proの中身
裏蓋を開けたところ。汚い…そしてバッテリーがパンパン!
バッテリーが膨らんだmacbook proの写真
こんなに膨張するとは!しかし汚いな。こんなのでよく動いていたもんだ。

とりあえずこのおぞましいホコリを歯ブラシとマキタの掃除機で吸い取ってきれいにした。

強力粘着テープを引き剥がす!

この年代のMacbook(ProRetina,15-inch,Mid 2014)はバッテリーが本体裏側に両面テープで固定されているとのこと。これをいかにうまく剥がすかが作業のポイントとなるらしい。記事には「イソプロピルアルコール(イソプロパノール)を使って剥がす」とありましたが、イソプロピルアルコール(イソプロパノール)ってなんだ?買いに行くのも厄介だな。

と思っていた矢先、家にこういうものがありました。

のり剥がしスプレーの写真
なんだ、この古臭いスプレーは。
のり剥がしスプレーの表示部分
成分にイソプロパノールの文字が!

自動車の後席に貼るウインドウフイルムを剥がす時に使うものです。若い頃オートバックスでフィルムを買ってきて自分でやってたような。

※似たような商品です。

とりあえずこれを使って剥離作業を開始しました。

のり剥がし剤を注入!

サランラップを貼ったmacbook proの写真
サランラップを貼って…。

写真の○の箇所あたりを目掛けて本体を立て気味にして至近距離からスプレーを噴射して浸透させた。

猪木に毒霧を吹くグレートムタ

記事によると「タコ糸を使って糊を切っていく」と書いてあったが家にタコ糸もなかったので普通の裁縫用の糸を何重かに束ねて使用。ブチブチと切れながらも、いったん薬液が浸透すれば時間をかけずに簡単に剥がれました。

MacBook proのタッチパッドの裏側の薄い板
実際はタッチパッド裏のこの薄い板が面倒だった。少し曲がったよ。
バッテリーを剥がしたmacbook pro
綺麗に剥がれました。

新しいバッテリーを装着

さて、古いものが剥がれたところで

剥がしたMacBook proのバッテリー
外したブツ。死んでくれ。
新しいバッテリーをつけたmacbook pro
気持ちよく新品を装着。

この新品にも当然両面テープがついていて、貼る時にずれ気味になって俺は一体何をやっているんだとなりかけましたが、なんとか定位置に収まり

バッテリーから保護テープを剥がす写真
保護テープを剥がして…。
MacBook Proの動作確認ランプ
動作確認。

無事復活しました。7000円ほどの出費と作業時間は試行錯誤も含めて2時間ほどでした。

まとめ

復活したMacBook Proの写真
よし。復活。あと2〜3年は頑張ってほしいと思う。

タッチパッドのクリック感も復活、アプリの異常な重さも解消されて快適なMacbookが帰ってきました。自分でやると業者に出すより安く&早く終わるのと個人情報漏洩の心配がないので安心です。プラモデル感覚で作業する自信のある方は上記を参考にやってみてください。

Bitly

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